
毎年、5月の第2日曜日は母の日です。日頃の感謝の気持ちを伝えるのにカーネーションを贈るのが一般的ですが、この習慣は、いつどのように始まったのでしょうか。母の日にカーネーションを贈る習慣は、今から100年以上前に、アメリカのウエストヴァージニア州から始まりました。アンナ・ジャービズという女性が亡き母を追悼する会を協会で行い、この時、白いカーネーションを祭壇に飾ったことに由来します。
感動した人々が、翌年に同じ協会で母の日を祝い、アンナ・ジャービズは参加者に、同じ白いカーネーションを配りました。このことにより、白いカーネーションが母の日のシンボルになったと言われています。.日本に伝わったのは明治末期頃です。始めは、キリスト教関係者によって広められました。
戦後の1949年頃から現在のような形の行事として定着します。当初は、母が健在の人には赤いカーネーションを、母が亡くなっている人は白いカーネーションを胸に飾って祝う風習でした。しかし、これによって傷つく子どもがいるのではないかという提案があり、赤いカーネーションが定番に変化していきます。.近年、母の日に贈るカーネーションは、色にこだわらずに贈っても良いとされています。
カーネーションは色によって花言葉が決められており、赤は「母の愛」「愛を信じる」等、ピンクは「感謝」「温かい心」、オレンジは「熱愛」「清らかな慕情」等です。花言葉で色を選んで花束を作って贈るのも素敵かもしれません。母の日のことならこちら
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